「最大ドローダウンってよく聞くけど、具体的に何を意味してるの?」というのは、シストレを始めた方が最初に疑問に思いやすいポイントのひとつですよね。年利やトレード回数よりも地味に見えますが、実は運用を続けられるかどうかに直結するかなり重要な指標です。
今回は、最大ドローダウンとは何かを初心者向けにわかりやすく解説します。
こんな人に読んで欲しい
- 最大ドローダウンがどんな指標か基礎から知りたい
- バックテスト結果でドローダウンをどう見ればいいか知りたい
- 資金計画に最大ドローダウンをどう組み込めばいいか整理したい
ドローダウンを正しく理解しておくことで、ストラテジー選びも資金計画もかなり安定しやすくなりますよ。
最大ドローダウンとは
最大ドローダウンとは、バックテスト期間中に資産が最高点から最低点まで最大でどれだけ下落したかを示す指標です。
たとえば、過去最高の資産額が150万円あったとき、その後に最低で100万円まで落ちた場合、最大ドローダウンは50万円(または約33%)ということになります。
要するに、「これまで一番つらかった時期にどれだけ含み損を抱えていたか」という指標ですね。シストレは長く続けることが重要ですから、この期間を乗り越えられるかどうかは運用の継続性を大きく左右します。
最大ドローダウンの始め方と見方
最大ドローダウンを見るときに意識しておきたいポイントは主に2つです。
金額で見るのか、率で見るのか
最大ドローダウンは金額(円)で示されることもあれば、運用資金に対するパーセント(%)で示されることもあります。金額だけ見ると資金規模によって印象が変わりやすいので、率でも確認しておくと比較しやすいですね。
たとえば「最大ドローダウン20万円」と言われても、100万円の運用なのか500万円の運用なのかで意味がかなり違います。
標準運用資金との関係で考える
ストラテジーには「標準運用資金」として推奨金額が設定されていることが多いです。最大ドローダウンがその標準運用資金の何%にあたるかを確認しておくと、実際の運用で耐えられる範囲がイメージしやすくなります。
一般的には、最大ドローダウンが運用資金の20〜30%以内に収まる設計なら、比較的続けやすいと言われていますね。
最大ドローダウンで失敗しないコツ
ドローダウンに備えておくための、実際の運用で役立つ3つのコツです。
1. ドローダウン期間をあらかじめイメージしておく
「この戦略を運用すると、最悪の場合は〜円下がる時期がある」と事前に知っておくだけで、実際にその局面が来たときの心理的負担がかなり軽くなります。「想定内」と構えられるかどうかが鍵ですね。
2. ドローダウン中の判断基準を事前に決めておく
「ドローダウンがここまで来たら考え直す」という基準をあらかじめ明文化しておくと、感情的な判断に流されにくくなります。ルールを守る意志を事前に固めておくことが最大のコツです。
3. 運用資金に多少の余裕を持たせる
ドローダウン期間中に資金がギリギリになると、心理的に追い詰められやすいです。最大ドローダウンが実際に発生しても運用を続けられるよう、余裕資金を確保した上でスタートするのが大切ですね。
最大ドローダウンで押さえたいポイント
1. ドローダウンは必ずやってくる
どんなに優秀なストラテジーでも、得意な相場と苦手な相場があります。苦手な相場が続くドローダウン期間は避けられません。大切なのは、そのドローダウンを事前に知っておいて「ここまでは想定内」と構えられるかどうかです。
2. ドローダウン中に動じない仕組みを作る
ドローダウン中にルールを変えたり、急いで損切りしたりすると、本来の期待値を受け取れないまま終わってしまいやすいですね。シストレは長く運用することが何よりも重要ですから、あらかじめ「ここまでは続ける」と決めておくことが大切です。
3. 複数ストラテジーでドローダウンを分散させる
買い戦略だけでなく売り戦略を組み合わせると、相場環境によってどちらかがカバーしてくれる場面が増え、全体のドローダウンが小さくなりやすいです。
最大ドローダウンとは まとめ
今回は、最大ドローダウンとは何かと、見方・注意点について整理しました。
ドローダウンはシストレ運用において避けられない現実ですが、事前に把握して準備しておくだけで心理的な余裕がかなり変わりますね。
この記事の要点まとめ
- 最大ドローダウンは過去の最大下落幅を示す指標
- 金額だけでなく運用資金に対する率でも確認する
- ドローダウン中にルールを変えないことが長続きの鍵
- 売り戦略との組み合わせで分散効果を高められる
ストラテジーの最大ドローダウンは、イザナミのバックテスト画面で確認できます。まずは無料でトライアルしてみてくださいね。
ペイオフレシオとの関係も確認しておく
コメント